令和4年9月役員会

役員会

今年のねぷたが終了し、早いもので一ヶ月が経過しました。短期間での準備、そして不安定な天気の中での運行でしたが、関係者皆さんのお陰を持ちまして、怪我・事故なく終了することが出来ました。この場をお借りしまして厚くお礼申し上げます。
9月9日(金)、役員会が開催されました。
 
議題は以下の通りです。
・礼状の作成について
・収支会計について
・打ち上げについて
・その他

■礼状の作成について
 事務局より協賛・寄付をいただいた方々について報告があり、役員にて送付先や文書等の確認を行いました。

■収支会計について
 会計より今年度現時点までの収支報告がありました。コロナ禍による、協賛・寄付や会員の減少が予想されマイナス収支も懸念されましたが、皆様のご協力もとプラスの収支で今年度は経過できる見通しが立ちました。

■打ち上げについて
 当初8月28日(日)に打ち上げを予定しておりましたが、県内・市内でのコロナ感染者増加に伴い延期を決定していたところですが、9月25日(日)に開催することが決定されました。来週早々に公式LINEで案内を発信し、20日までに出欠を取りまとめることとしました。

■その他
 8月25日(木)に「弘前ねぷたまつり合同運行安全会議」があり、出席の会長代行から内容が報告されました。参加者が本体接触1件、信号機接触2件、電線接触1件、標識接触1件の事案が発生したとのことでした。以下、参加団体から意見について掲載します、他団体の考え等をご覧ください。

■参加団体からの意見について
〜今年度のまつりについて〜
【運行時】
・参加団体が少なかったので合同運行は非常にスムーズに動いたと思う。
・1日の運行台数が少ないことや参加人数の減少、雨の影響等か、隊列の乱れ(遅れ)が多いように見えた。
・駅前コースの中央分離帯の障害物を取り外し可能にしてほしい。
・団体が少なかったのでもう少し距離をとってゆっくり運行してもよかったと思った。
・1日の運行台数が少なく、30年前に戻ったようで、終わる時間も早く、ゆっくりとした運行ができたが、無駄に止まる回数が多いのが気になった。 運行が詰まるはずのない最初のほうの小型でしょっちゅう止まるのはいかがなものか。 小型での1分の停止が大型では倍の停止になることを理解してもらいたい。
・8月1日合同運行にて、 剛情張大太鼓の遅れで観客が運行終了と思い解散した。
・タイヤがパンクしたままで合同運行に参加している団体、 禁止されていた多重けん引やロープけん引も見られた。
・カメラマンが運行コース上に進入し、写真撮影を行っているのが見受けられた。 人や山車に接触する危険性があるため運行コースへの進入は遠慮いただきたい。
・運行に関しては社会的距離は保っていると見えましたが観覧客は結構密集していたのでは。
・合同運行中、 停止が多く、 停止時間も多かった(駅前コース)

【待機場所】
・待機場所のトイレ設置数が多かった。
・待機場所に山車を置いて誰もいなくなる団体がいた。
・8月1日の運行において、 待機場所に到着した際、 誘導する警備員が配置をわかっておらず、数分間待たされ、その間当団体で交通整理を行った。
・5日16時~ねぷたが東長町から萱町に右折する場合、 萱町側の4車線のうち2車線をねぷた進入用に開けてほしい。 (1車線では曲がり切れず渋滞)

【移送時】
・戻りの時に道路を塞いでいた団体がいたので今後このようなことがないように周知をお願いしたい。
・移送時申し合わせた安全ベストを装着していない団体もあった。
・移送時 けん引時の上乗りは禁止なはずなのに、町内運行ですらけん引して上乗りしていた。
・5日の合同運行解散後の土手町通行で太鼓の幅が広く、後続車両の通行を阻害している団体がいた。
・萱町指定進入箇所が一般車で塞がれ到着順が繰り下げられた。

【その他】
・参加者の募集や寄付集めに消極的になってしまった。
・1日、2日は観客も少なく運行も勢いがないように感じられたが、日を追うごとに観客も増え、5日、6日はいつもの駅前運行に戻ったように思えた。
・3年ぶりのまつりで3年前に来ていた若い世代が少なくなっていたことが残念。
・合同運行参加団体と各団体構成人員が少なかった。
・5日の合同運行解散後、中土手町に大型バスが駐車している。 更に運転手が不在で通行に支障がある。 (土手町は送迎バスの駐車禁止では)
・コロナのため会社からの参加自粛が多く、人数が少なく大変だった。
・いずれの作業においても人手が足りなく、たびたび会員に参集協力を呼びかけたがコロナのためか思うように人が集まらず、マンパワー不足を痛感することとなった。
・沿道の見物客は少なめだが、飲食している方もいらしたので出店を増やしても良かったのではないかと思う。
・開催してよかったと思う。 台数は少なかったですが次年度は参加団体も増えるんではないでしょうか。
・コロナ対策や300年祭等イレギュラーな状況は理解できるが、 主催者側の対応が遅すぎる。
・まずは開催できた事に感謝します。 色々な制約がある中でうまくいったと思います。
・3年ぶりに合同運行ができて大変よかったと思います。 大きな事故もなくよかった。
・300年目に事故なく運行ができ嬉しく思います。
・参加団体が少なかったため運行自体はスムーズでしたが、 大声が出せないからか、盛り上がりに欠ける印象だった。ただ、3年ぶりということで実施できたこと自体は大きな意義を持っていると感じた。
・団体参加も少ないし、 参加人数も少なかったがそれなりに盛り上がった。 やっぱり見学している方の声援がほしかった。
・3年ぶりのねぷた運行でノウハウが途切れてしまっていた面も多く非常に苦労した。 コロナ対策で余計な経費もかかったが、支援金制度を活用できたのは良かった。
・3年ぶり、またコロナ禍での開催となったが大きな事故やクラスターの発生等もなく安全に祭りを終えられたのは各ねぷた団体と主催者の意識の高さ、 ねぷた文化を絶やさないという思いの賜物。 改めてすべての関係者に敬意を表し、この意識を来年以降も持ち続けていきたい。
・参加者、 参加団体、観客は少なかったがコロナが急増しているわりには人が集まっていた。
・強雨と解っていながらの強硬運行は各団体の判断とは言え疑問が残る。
・合同運行については人手不足、 人数確保が困難であった。
・各団体、ロープに参加している子供たちが少なかった。

【コロナ対策】
・会内での感染者、 クラスターもなく無事に終わって良かった。
小屋作業の時から気を使いできる限り対策を講じた結果、 作業及び運行で感染は会員、 参加者共に報告がなかった。
・飲酒の禁止、小屋での打ち上げ禁止はコロナ対策で必要であったとはいえ運行反省会ができず、次の日の運行確認も上手くいかず非常にやりにくさを感じた。
・運行中にマスクを必ずするのか、 熱中症予防のため、 運行中はずしてもいいものか、 感染対策マニュアルに具体的になかったので迷った。 (特に太鼓)
・沿道の観客でマスクをせず、大声を出し、かなりお酒を飲んでいた方が見られた。 観客はほぼ注意を守っていたので、守らない方への更なる注意喚起をお願いしたかった。
・参加者への感染対策を徹底できた。
・コロナ対策がきちんと行われていたかについては疑問があります。
・マスクやフェイスシールドを着用していない参加者や集まって飲食している観客など、 感染対策が不十分に思えた。
・準備段階から合同運行終了まで各団体においてコロナ感染者は発生しなかったのか。
・コロナ対策をしながらの作業や運行が大変だったが運行できてよかった。
・感染対策に精一杯務めた。 小屋作業前の時期に行うべきこと等、ガイドラインで定める項目が細かすぎるようにも感じた。
・ねぷた運行団体はコロナウイルス感染防止対策を徹底したが、観客の感染防止が徹底されていなかった。 食べ歩き、飲酒する人が多かった。
・ねぷた小屋に到着後すぐ解散のためコミュニケーションが取れなかった。
・コロナ禍での3年ぶりのまつりであったが、新型コロナウイルス感染症における感染対策の徹底、 大きな事故もなく無事にまつりを終えることができた。引手のロープの人たちが観客ギリギリに歩いている団体が見受けられ少し違和感があった。観客からなるべく離れて歩くことにより、 感染対策になるのでは。
・小屋での飲食禁止ということで少し盛り上がりに欠けた感はあった。
・大声でヤーヤドーの掛け声を子供たちにさせたかった。
・上乗りで前後の配置にも関わらずマスクをせずに掛け声なのか話をしている団体がいた。 コロナ禍のルールを徹底すべき。

〜次年度のまつりに向けて〜
【運行時】
・各団体も同じだと思うが、人出不足であるため上り坂に苦労すると思う。 次年度以降スムーズに運行するため対策したいと思う。
・参加台数をある程度制限したほうが搬入、運行がスムーズになり参加団体は助かる。
・運行時 駅前コースの障害物を少しずつでいいので可動式にしてほしい。 (信号機、車両検知器等)
・今回の事故を踏まえ、考えうるパフォーマンスをすべて洗い出し、 事故イメージを共有し回避策を練ります。
・一番先頭が何度も止まるような運行はそろそろ考え直してもらいたい。 弘前のねぷたは太鼓が後ろにつくのが常識なのだから1番後ろで運行したらいいのでは。

【待機場所】
・今年は参加台数が少ないので良かったが、 参加台数が戻ったら今年のような集合時のやり方 (けん引車両の抜け方)では後ろの団体に迷惑になるのでもっと急ごうという姿勢が必要。
・待機場所管理のスタッフをもう少し増やしてもいいのかと思った。
・待機場所進入後のけん引車両を離す等、 セッティングを各団体ともスムーズに行うことを心掛けてほしい。
・待機集合場所進入箇所にも反射ベスト着用の本部スタッフを配置されたい。

【その他】
・ねぷたを待ち望んでいた観客の応援に、出してよかったと痛感した。 来年も是非制作、運行したい。
・今年は参加団体が半減していたが、次年度のまつりにどう響いていくのかが心配なので、 各団体に今から調査したほうがいいのでは。 (問題点の吸い上げ)
・平成26年の事故を風化させぬ様に事前に団体全参加者へ喚起告知する。
・運行経路も再検討してみてはどうか。
・なぬかびおくりは実施してほしい。 (※よさこい、カラオケのステージはいらない。 もっとねぷたという行事にふさわしい形への再検討を求める。)
・ねぷたまつり離れが加速し、合同運行に参加したくてもできない団体が今後ますます増えていく事が予想されます。ねぷたまつり行事を後世に残していく為にも、町内運行をより一層、 推奨して頂き、 奨励金についても継続していただきたい。
・最近、食料品、 ガソリン、 木材及び鉄骨などの物価が上昇しており、各団体苦慮しているのではないかと思われる。運行奨励金の増額を望む。
・来年も合同運行は必要だと思います。 町内運行の奨励金に関しても引き続きお願いしたいでです。
・中止から4年目の運行となる団体は必ずスタッフ 囃子など、メンバーの減少で運行したくてもできずに苦労するケースが多いと思います。 町内運行にも本年同様のコロナ対策と運行奨励金の対応をお願いしたいです。
・新規の団体が継続して合同運行に参加できるための補助等の強化が参加団体数の確保に必要かと考えます。
・コロナに対する考えがどう変わるかによってねぷたまつりも対策が変わると思いますが、なんとか早めの方針決定をしてもらえると助かります。
・コロナの影響を受けない本来のねぷたまつりができればと思います。
・今年300年祭において弘前市と交流のある都市のねぷたが出陣しますが、 次年度もこういった取り組みができるとよい。
・もともと会員が多くない上に、今年は特に人が集まらず特定の人に負担が多く掛かることになったので、これからは会員が増えるようなことを検討して行かなければならないを感じている。 また、今年の活動全般において、 近接する団体に協力をいただいて大変助けられたので、これからも互いに協力して活動を続けていきたいと考えている。
・次年度も合同運行が行われる事に期待したい。
・金魚ねぷたの設置は来年も継続してほしい。
・場所取りでガムテープを使っている人への対処。 (店側も)
・実施決定時の感染状況で運行が決まりましたが、8月に入る少し前より増加傾向にあったため不安もありました。日数が無い中での中止は運行団体にとっても負担になるので、並行して別なイベント (展示等) も調整してもらうといいのではないか。
・コロナ禍での実施要領の基礎ができたと思うので来年は同じ状況だとしてももう少しスムーズに行えると思った。
・今年の意見について解消できるよう呼び掛けてもらいたい。
・参加できる会員の人数次第で継続できるか問題がありますが、継続できるように対応して行きたい。
・コロナがどうなっているかわからないが、規制だらけのまつりにはしてほしくない。少なくともその日の打ち上げはやらせてほしい。
・来年以降コロナが収束しても地域内運行、 展示に対して奨励金の交付対象とした方がいいと思う。

【コロナ対策】
・今年開催したことで、来年はコロナをあまり意識しすぎることなく開催してもらいたいと思います。 また、ある程度の飲食についても祭りという観点から再度見直してもいいのではないかと思います。
・参加団体や、 ねぷたの活動をしている方々へ補助金の増額を検討していただきたい。 今後も感染対策費は必要となると考える。
・1日あたりの参加台数を賑やかさとスムーズな進行を両立できる台数 (40台程度?)にしてはどうかと思う。 来年も感染症の問題があるのなら、 まつりのせいで感染者が増えたと思われないような対策を講じる必要を感じた。
・感染対策を行うためにかかった経費はいくらぐらいか。
・コロナ対策をもっと緩和してほしい。
・各運行団体が厳しく統制しているのに、 観客に事態の緊張感は見られなかった。
・飲食はやはり少しでもあったほうがいいと思うので緩和策を考えてほしい。
・社会情勢にもよりますが小屋、 運行待機時飲食等 (アルコール含む) 緩和はありえるのでしょうか。
・コロナ対策に気をつかった。 次年度もコロナが続くのであれば、 合同運行での現場の声、それに対する対策を共有できれば助かります。
・来年の状況がどうなるかわからないがコロナ禍のルールを早めに決めて周知徹底すべき。
・コロナが収束していなければ今年度と同じような形で開催してほしい。
・今年度のまつりが実証実験のような形になったと思うので、ガイドラインの修正をお願いしたい。 (厳しくしたり、緩和したり)
・賞や連続賞はコロナの不安がなく、解散していない全団体が戻ってきてから再開してほしい。
・新型コロナウイルス感染防止対策を今年同様に徹底し合同運行へ参加する。
・ルールの遵守を徹底することを大前提に、 コロナ情勢を踏まえながら飲酒の緩和を検討していけたら幸い。

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